2016年総括 | 札幌市中央区の花屋 花と雑貨ひとときのブログ~花と旅する~

2016年総括

 

 

昨日夜、テレビを見ていたら母が、

 

「ピコ太郎って本名なんだって~」

 

は?

 

いや、そんな訳ないじゃん。何情報?

 

「本人がテレビで言ってたよ。

兄弟も7人いてみんななんか変な名前で、78歳の奥さんがいるんだって!」

 

いや、それ嘘で言ってんだよ。

 

「いや、そういう言い方じゃなかったよ」

 

いや、なんか普通な感じで嘘言う人なんだよ。

 

「でも、徹子の部屋でだよ」

 

 

 

うちの母は徹子に絶大な信頼を寄せているらしい。

 

そんな人を信じて疑わない母も、

家にかかってきたオレオレ詐欺の電話は一発で見破ったことがある。

 

「おれ、ヒロシ」

 

うちの父の名前だっちゅうの。

 

 

2016年の総括のスタートがこんな小噺・・・

 

これは忘れないうちに文章に残しておこうと思ったもんで。私のメモ的な(笑)

 

 

今年も一言でまとめると、相変わらずいろんな人に感謝の一年でした。

 

毎年一緒。

 

いろんな人の支えがなければ、

この小さな店はあっという間につぶれてしまう。

 

たくさんの方の支えがあって、

 

ようやく倒れずにいる。

 

 

それとは別に、

 

毎年今年こそは、と目標にしていて、今年もまた出来なかったなあと思うこともあり。

少しずつそこに近づいてはいても、

また到達できなかった。

 

でも去年までとは違い、

 

その目標にはかなり近づいてきているなと実感出来てきたので、

来年こそは。

 

売り上げとかには関係なく、作り手としてひとつ上に登らねば。

 

毎年のことだけど、

6年近くもお店をやっていれば、

 

その間に辞めていくお店も多々見てきているわけで。

 

今年もまた、

 

何軒かのお店が去っていくのを見送りました。

 

辞める理由はいろいろで、

売り上げの問題だけではないけれど、

商品が売れなければ商売は続けられないのは当たり前で。

 

うちのお店も、

立地条件の悪さのせいもあり、

初めのころは正直非常にきつかった。

 

どうすれば人が来るのか、

商品が売れるようになるのか、

 

頭をひねって、いろいろ試して、挑戦して、

 

で、

その結果、

 

何をやってもそんなにすぐに効果は出ない(笑)

 

そりゃそうだよ。

そんな方法ありゃみんなやってる。

 

初期費用が膨大にあれば別だけど。

 

だからこそ、

どんな小さな仕事でも、頂いた仕事を手抜きせず精一杯こなしていって、

ようやく今がある。

 

1人の人に喜んでもらって、ようやく次の2人目に繋がる。

 

どんなにきつかった時でも、

長くは持たないと分かっている花を売ることだけはしなかった。

 

そこだけは花屋のプライドとして、自分の良心を保ち続けていなければいけないと思った。

 

こんな商売してたら、私が雇われ店長だったらきっとクビになってる。

 

でも、全て自分の判断で、自分の気持ち良いと思うやり方が出来るってほんとに幸せなことなんだ。

 

そうして、

少しずつ少しずつ登ってきての2016年。

 

今年も無事、前年度の売り上げを上回ることが出来ました。

初年度依頼一度も前年を下回ることなく。

 

目標にはまだまだ程遠い。

 

店のポテンシャルとしてはまだまだ先があるはずで。

 

もっと力をつけていきたいと思う。お店としての。

 

そうすれば相乗効果でもっともっといいものを提供できるようになる。

 

でも、

2017年もあせらずいこう。

 

また一年、

どうぞよろしくお願い致します。

 

花と雑貨ひととき 店主高橋