ご報告
本当にご無沙汰です・・・
何かとその後大忙しで、報告が遅くなりました。
メッセージカードの展示が始まりました
先日お世話になっていた方のご紹介頂いた小泉中学校ですが・・・
高所移転の話しがあるだとかという壁に突き当たり、別の方にサポート頂く
運びになりました。
お忙しい中、自治会長さんへ直接お願いして頂き、展示場所の手配や展示まで
すべてお世話してくださった小原さんに心から感謝致します。
ありがとうございます。
場所は気仙沼市唐桑町の大沢という地区にある小原木中学校仮設住宅に
ようやくここまで来ました。
再来週には長野の仲間と一緒に今後何が出来るのかを考える為松本に行ってきます。
ブログ更新は本当に頻繁に出来ませんが まだまだ記事を書けていない作品もあるので
少しずつ続けていきます。
今度ともよろしくお願いします。
メッセージカード
早いもので・・・4月も中旬です。なかなか更新しなくてごめんなさい。
さて、先日被災地にキャンドルナイトをさせて頂きに行った時、ここでも
書きましたが、お酒が炊き出し等で振舞われる事が少ないとの事だったので
お届けした訳ですが、同時進行で進めていた物があります。
ありがちですが、『メッセージカード』。
出来れば被災地で色んな想いを抱えた子供達に何か届けられないかと
考えました。
私自身ひとてとひをやってきて 一番重く嬉しく感じるのが人の縁。
沢山の人の想いの中でなんだか繋がってるんだなぁ~って思うと元気が出ました。
子供達に、私を通じて人と人って繋がってる、ひょっとしたらそれって自分の夢にも
繋がる事かもしれない、という可能性に少しでも繋がってくれれば嬉しいと思い
メッセージカードを目下受付中です。
区別するつもりではないのですが、まずは分かりやすくスポーツ選手や著名人などに
お声掛けさせて頂きました。
3月11日に持っていく予定だったのですが、なにぶん、スポーツ関係はシーズンだ何だと
間に合わない事も多く、そして現地の貼り出し会場も町役場にと思っていたのですが
私が行った南三陸町には子供が少ないとの事をお聞きし、検討していました。
そしてようやく目処がたったのでご報告させて頂きます。
マートデザインさんに作って頂いたメッセージカード。
かなり気に入ってますラミネートして貼り出す出すと 裏面に上記のキャンドルが
ズラッと並びます。
そして表面はこんな『ひとてとひ』のイメージ。
今後も増えていく予定ですが只今のご協力の方々だけさらりとご紹介
◆メッセージカード参加者
・日立サンロッカーズ (プロバスケットボール選手)
・柏レイソル (プロサッカー選手)
・播戸竜二 (セレッソ大阪)
・垣本右近選手(フットサル日本代表)
・株元英彰
・シジマール
・大西将太郎選手(ラグビー元日本代表)
・富岡耕児選手
・おだまゆみ (画家)
・真戸原直人 (アンダーグラフ/ボーカル・ギター)
・中原一真 (アンダーグラフ/ベーシスト)
・谷口菜穂子 (アンダーグラフ/ドラマー)
・宅見将典 (ミュージシャン)
・しんた (スキマスイッチ/ミュージシャン)
・Marcellus Nealy (詩人)
・大袈裟太郎(詩人)
・鉄井孝司(ベーシスト)
・Hiroyuki Matsuura(ドラマー)
・中西晶大 (ダンサー)
・木村イオリ (bohemian voodoo/キーボーディスト)
・中谷豪秀 (ガマオイル/ミュージシャン)
・佐久間一朗 (ミュージシャン)
・片山雄三 (ミュージシャン)
・長谷英治 (画家・nam galleryオーナー)
・hum*Rie (ミュージシャン/from smile arch)
・HARUNA (ミュージシャン/from smile arch)
・HANAYAM (ミュージシャン/from smile arch)
・Smile Garden (from smile arch)
・雲仙温泉 遠江屋 (from smile arch)
・安東 隼平 (ropa pura/ミュージシャン)
以上4月15日現在。順不同。
そしてそしてこちらは今後一年くらい掛けて福島・宮城・岩手を巡回する予定で
まず初めの会場は南三陸町のお隣の本吉地区にある小泉中学校です。
かなり大きな被害を受けた本吉郡。生徒はもちろん全員被災し、すぐ近所に
仮設住宅もあるので いろんな方に見てもらえると思います。
いろんな夢を持って欲しい・・・単純にそんな想いです。
5月に貼り出される予定です。
被災地の今
今日で3月も終わり。
明日からは新年度の始まりですね。ようやく桜のつぼみも膨らんできましたね~。
今日は締めくくりにと言っちゃ変ですが、私が見た被災地の様子を本当に
端的になりますがお伝えします。
かなり個人的な見解も入ると思うので 失言もあるかと思いますがご了承下さい。
3月10日に現地入りしました。
3日間で気仙沼・南三陸・石巻を回りました。
一番象徴的な建物になってしまった防災センター。
一番最初に着いた場所です。着いた時ちょうど14時半頃でお坊さんが3名お経を
唱えられていました。
小雨の降る中ちょうど丸1年のタイミングでここにいたのが不思議な感じがした。
少し海岸に近づくと流された数々の建物の基礎部。
至る所に仏様やお花が供えてありました。
この地域は本当に報道関係の人が多く、その日も沢山のカメラがこの建物を
撮っていました。
シャッターを切るのが本当に億劫で、何の為に写真を撮ってるのか虚しくなりました。
ふと足元を見ると、
たくさんのタイヤ跡や人の足跡。
もちろん自分達も然りですが、1年前波に浚われて更地になり、ほぼすべての建物が
瓦礫となった場所にそれを見に来る人達の足跡で地面が埋め尽くされているという
状況に変な感じがした。
もちろん、被害を免れた方やご遺族の足跡もあるんだろうけど、大半が直接関係のない
人達の足跡なんだなぁ~なんて思うとなんかやるせない。
沿岸部は瓦礫が積んでありました。
ここに土をかぶせて(もちろん土に還らない物は取り除いた後)植樹して防波堤に
する案が出ているそうです。
一部報道では 『瓦礫が復興の妨げになっているから 瓦礫撤去の痛み分けを』
なんて言われているみたいですが、私の見た現地はとても綺麗に瓦礫は集められていて
その瓦礫をどのように処理するか、もしくは活用出来るのか検討されているように
感じられました。
復興の妨げになっているのは地盤沈下による建築申請の許可が降りないだとか
そぉゆう問題のほうが重要視されているみたいで、なんか報道との誤差を感じます。
この後、大川小学校、石巻を訪れました。
そして明けて当日、雪で大荒れのお天気が予報されていた宮城県。
午後になって急に青空が広がり始めました。
黙祷前に訪れたのが気仙沼市。
復興マルシェというイベントが行われていました。
気仙沼は津波のあと、タンクから流出した重油の火災があった為、当初は
焼け焦げた茶色一色だったと聞きました。
何といっても車の損傷が衝撃的で言葉が出ませんでした。
このすぐ近くに良くテレビで報道される大きな船があって、車が下敷きになっていたり
かなり厚いコンクリートが割れていたり、やはり私の持つ写真技術では伝えられない
物が沢山見られました。
そして黙祷とキャンドルナイトの準備の為、南三陸町に向かいます。
あっという間に時間が過ぎて、もっとアレコレ見ないといけないのに時間が足りません。
壊滅的な被害を受けた本吉郡を通り、南三陸へ。
道中本当に海が綺麗でした。水色と蒼のツートンがとても綺麗で、私達に現地を案内し
当日沢山のサポートしてくれたにぃさんがあれは雪解け水が水色に見えて現地では
ゆきしろと呼ばれてるんだよ、とか、あそこに見える島まで続く水が津波の引きの時に
全部引いて島まで底が全部見えたらしいよ、とか本当に訪れただけでは分からない
色んなお話しをして下さいました。
これが南三陸町に入ったらすぐに出てくる歌津大橋(多分)
ここでは数々の落橋や変形した瓦礫が溢れていました。
ビルの上に乗っかってる車やこんな所に?と思う場所にボートがあったり、震災の爪痕と
して そぉゆうのを残そうという話しもあるそうですが ちょっと心苦しい。
次の3月12日、義援金を納付後、再度石巻を訪れ、日が沈んできたので帰路に着きました。
正直、今までゆっくり宮城県を訪れたことがなかったので、震災前後の比較は出来ないけれど
高速を走ってて仙台に着いたあたりからかなり町の電灯が増え、こんなに町の明かりって
あったんや、とか 今だに電気という物の明るさにまぶしさを感じてします今日この頃です。
次回は、4月になる事やし 少し前向きなお話しをしたいと思いま~す。