こんにちは。旅プランナーのTakakoです。

 

「新しい生活様式」というスローガンのもと、

オフィスと自宅の両方で働くことが増えてきました。

それに伴い、パソコンを持ち歩く機会が増えた方も

多いのではないでしょうか?

 

最近のパソコンは薄型・軽量化も進んで、

ずいぶんと移動が楽になったとはいえ、

やっぱり重たいですよね。

 

リュックが楽チンなのですが、

パソコン用のビジネスバッグはごっついものが多く、

通勤電車や、帰り道のお買い物の時、

何かと周りに気を使います。

 

そこで作ったのがこちら。

スリムなパソコン用のリュックトートバッグです。

 

 

マチは6cmと極力スリムにし、

電車の中でも、下げて持ちやすいように

大きめの持ち手もつけました。

 

背負ってみると背中にもぴったりフィットして、楽チン。

友人にも作ってあげたところ、好評だったので、

作り方と製図をご紹介します。

 

出来上がりサイズ 32 × 40 × 6

15インチの薄型ノートパソコンが入る大きさです。

 

<材料>

外袋用生地:80 × 60

帆布などしっかりした生地が向いていますが、

薄い生地でも前側なら硬めの接着芯を貼れば大丈夫です。

後ろ側はしっかりした生地がおすすめです。

(今回は前と後で違う生地を使っています。)

接着芯を貼る場合、34 × 45

 

内袋用生地:80 × 90

ブロードやシーチングなど。

 

キルト芯;26 × 33(ポケット用)、26 × 40(外袋後ろ側用)

 

幅3cmのテープ:85cm(ショルダー用)32cm(持ち手用)6cm(タブ用)各2本

今回は硬めのパイレンバンドを使っていますが、カラーテープでも大丈夫です。

 

ビスロンファスナー:30cm 1本

 

面ファスナー(マジックテープ):3cm × 4cm

 

角カン:3cm用 2個

リュックカン:3cm用 2個

 

<製図>

数字には縫代1cmが含まれています。

 

 

<作り方>

(1) タブAを三角に2回折り、アイロンでしっかりと折り目をつけます。

 6cmのテープに角カンを通し、半分に折ります。

 タブAにテープを挟み、端から5mmのところを縫います。

 

 

(2) タブBを中表に半分に折り、両方の端を縫います。

 表に返して、アイロンをかけ、端から5mmのところにミシンをかけます。

 面ファスナーの硬い方を縫い付けます。

 

 

(3) 持ち手用テープの両端7cmを残して、中心の18cmを半分に折り、

 端から2mmのところを縫います。

 

 

(4) ポケットの片方にキルト芯を貼り、返し口を残して周囲を縫います。

 返し口から表に返し、アイロンをかけます。

 上になる方(返し口と逆側)の端から5mmのところにミシンをかけます。

 上になる方の中央に面ファスナーの柔らかい方を縫い付けます。

 

 

(5) 内袋の背中側になる方にポケットを縫い付けます。

 タグBも背中側になる方の中央に、端から5mmのところを縫って仮止めします。

 

 

(6) 内袋を返し口を残して縫い、マチを作ります。

 

 

(7) 外袋の後ろ側にキルト芯、必要なら前側に接着芯を貼ります。

 持ち手とショルダーの付け位置の印をしっかりとしておきます。

 

 

(8) 底布の上側1cmを折ってアイロンをかけ、外袋前側に重ねて端を縫います。

 *底布は必須ではありませんが、薄い生地を使った時、淡い色の生地を使った時は

  つけておくと、汚れも目立たず安心です。

 

 

(9) 外袋の前側にタブAを仮止めします。(端から5mmのところを縫います)

 

 

(10) 外袋を縫い、マチを作ります。表に返しておきます。

 

 

(11) 天マチにファスナーを中表に重ね、5mmのところを縫います。

  もう1枚の天マチも同様に縫い付けます。

  天マチを縫ったところでおり、折り目のところをミシンで押さえます。

  天マチの脇の部分を縫います。

 

 

(12) 外袋の表側に持ち手とショルダーを仮止めします。(端から5mmのところを縫います)

 

 

(13) 天マチのファスナーを開いて、外袋に中表に重ね、端から5mmのところを縫います。

 

 

(14) 内袋を中表に外側から重ね、口の部分の出来上がり線(端から1cmのところ)を縫います。

 

 

(15) 内袋の返し口から、外袋を引っ張り出し、表に返します。

 

 

(16) 返し口を閉じます。

 

(17) 口の周りの5mmのところにミシンでステッチをかけ、押さえます。

 

 

(18) ショルダーのテープにリュックカンを通します。

  タブAの角カンを通して、テープの端をリュックカンの真ん中の棒に縫いとめます。

 

 

以上で、完成!!

 

ファスナー付の天マチがついているので、少し難しそうに感じるかもしれませんが、

外袋に持ち手、天マチ、内袋と順々に付けていけば、ずれることなくつけることができます。

縫代を1cmとっているので、5mmのところで縫いつければ、仕上がりにひびきません。

 

パソコンはポケットに入れて、面ファスナーで止めておけば、

リュックの中で動くことなく、安定します。

 

 

今回はヘルシンキのマリメッコ本社で購入した生地を使いました。

マリメッコ本社についてはこちらのブログをご覧ください。

ヘルシンキ・マリメッコ本社

 

いかがだったでしょうか?

ぜひお気に入りの生地を見つけて、

あなただけのオリジナルパソコン用リュックトートバッグ

作ってみてくださいね。

きっと通勤が少し、楽しくなりますよ。

 

*******************************

暮らしにぴったりのものをハンドメイドするように、

ひとつひとつ丁寧に旅のプランを作ります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あなただけの旅のプランを作ります!

ひとたび・ふたたび (広島県知事登録旅行業 第地域-439号)

https://www.hitotabi-futatabi.com

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー