さてさて、暫く間が開いてしまいましたね~
前回のE-100の製作以降、実は手元に余ったバトルタンクのユニット類一式と、在庫の戦車キットが幾つかありましたので、もう一両オフ会までに作ろうかと思って製作を開始しました。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/d1/8a/j/o0640048014556662372.jpg?caw=800)
結局目に付いたのはコレでした。
ホビーボスのメルカバmk3dです。
モンモデル製のキットで2度作っているので、それなりにノウハウの蓄積がある分、より新しい目標を設定出来るかな?
と思った訳です。
でもって、新しい目標設定ですが、
一つは今までよりも、よりカッチリとしたサスペンションシステムの構築。
もう一つは元の車両設定に出来るだけ近付けた可動部の再現。
という事にしました。
いわゆる足回りをもっとリアルに再現してカッチリと動く様にしようという事です。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/86/53/j/o0640048014556662376.jpg?caw=800)
モンモデルでの作例。
以前の足回りと云えば基本トーションバー式サスペンションシステムを採用して、補助的に外着けのスプリングでサス強度を合わせるやり方でした。
これだと、シャーシとサスアームとの接合部があやふやでサスペンションアームの動きや転輪の動きが何処となくフラフラしてしまっていました。
そこで、
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/f0/b5/j/o0640048014556662382.jpg?caw=800)
今回はサスペンションアームの取り付け基部周囲に金属部品を投入して、アームの動きをシャキッとさせる事にしました。
アーム基部には2.1ミリの真鍮パイプを貫通させた状態で固定します。
シャーシ側は外径3ミリの真鍮製パイプを2.1ミリのドリルで加工したスリーブを打ち込んで軸受けとします。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/d6/68/j/o0640048014556662385.jpg?caw=800)
サスペンションシステムのバネ部分は、今回はトーションバーは廃して外着けスプリング式のみとしました。
この方式とした事でサスペンションのバネ調整が非常に早く出来る様になります。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/33/6a/j/o0640048014556662390.jpg?caw=800)
サスペンションシステム完成~!
と云っても、中身が入っていませんし何より履帯が掛かっていませんのでサスペンションの調整はまだ先です。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/d5/3c/j/o0640048014556662395.jpg?caw=800)
次に駆動用のギヤボックスの取り付けです。
当初、画像のギヤードモーターを採用する予定で作業を進めていました、しかし、タミヤの基盤は最大3ボルトまでしか出力しない為、十分なトルクを得られない事が判明しました。
ので、
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/0b/b0/j/o0640048014556662400.jpg?caw=800)
シャーシ後部の黒くて四角いのは電池ボックスです。
ホビーボスのメルカバは案外スペースがあるので、電池の大きさを単4から単3にアップしました。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/b1/00/j/o0640048014556662406.jpg?caw=800)
最初は電池ボックスの重さが利きすぎて水平よりやや後ろ下がりだったモノをバネの利き具合を調整して丁度良い位にしました。
ただ、この後砲塔やサーボにバトルユニットが重量増という形で乗っかって来るのでまだまだ予断を許さない状況です。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/07/17/j/o0640048014556662412.jpg?caw=800)
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/93/18/j/o0640048014556662416.jpg?caw=800)
砲塔の搭載ビフォーアフターです。
砲身の横手の白い部品は赤外線LEDを搭載したバトルユニットです。
この時点ではまだ砲身との射線軸がズレていますが、この後射線調整を行いしっかりと同調する様にしました。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/aa/ba/j/o0640048014556662422.jpg?caw=800)
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/6c/fd/j/o0640048014556662427.jpg?caw=800)
この段階に来てサスペンションの調整が必要になってきました。
全体重量が増えて来て若干サスが下がり気味になってきました。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/19/73/j/o0640048014556662435.jpg?caw=800)
全体に1.5ミリ程持ち上がる位にバネのテンションをアップしました。
それにしてもこのメルカバの砲身の俯角結構深いでしょ?
このまま砲塔旋回させるとボンネットにゴリゴリ擦ってしまう位に下がります。
ヒトっさんは実は、メルカバのこういう俯角を取った姿勢の時が好きなんですよ!
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/9e/37/j/o0640048014556662443.jpg?caw=800)
シャーシ下に増加装甲を装着です!
これには深い訳があります、サスペンションシステムの構築の過程でシャーシ底面に多数の裂け傷を入れてしまいました、
余りにも見栄えが悪いそれを隠すと同時に3両目の見た目での進化というか、違いが出せればという狙いがあります。
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/e1/41/j/o0640048014556662451.jpg?caw=800)
という事で対地雷対策用装甲装着型車体に進化完了です!
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190829/08/hitossann1075/e8/a4/j/o0640048014556662458.jpg?caw=800)
概ね完成です。
モンモデル程ではありませんがそれなりに細かいパーツをチマチマくっつける作業は肩が懲りますなぁ(^^;)
という事で怒涛の製作編はこの辺りで終了です。
次回は塗装と動画を投稿します。
では。。