タミヤ 1/35 パンターシリーズのシャーシの可動化 | ヒトっさんのRC戦車ブログ

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さてさて、今回は今までMMキットを改造してRC化してきた中で、
パンターシリーズのシャーシの加工を中心にまとめてみたいと思います。
 
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今回の記事はヤークトパンターのRC化の時の記事を中心に再編集した物です、
ご了承下さい
 
 
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このシャーシはタミヤの赤外線バトルタンクシリーズのパンターGの付属シャーシを可動サスペンション化した物です。
しかし、手間暇掛けて改造した割には
転輪やサスアームのふらつきが目立ち満足のいく物には程遠い仕上がりでした。
 
 
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そこで、MMキットの登場です。
画像の白枠で囲んだ部分にある小さな突起をまず取り除きます。
これがあるとサスアームの動きを妨げてしまいます。
 
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画像の様に綺麗に仕上げましょう。
 
 
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ランナーからサスアームを切り出します。
 
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ピンバイスドリルで穴を開けます。
使用するドリル径は穴に通すピアノ線に合った物を選びましょう。
 
 
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軸の中心に穴を開ける為に内側外側交互にドリルを掘り込む様にすると上手く出来ます。
 
 
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穴を開けたサスアームに通すトーションバーとなるピアノ線を画像の様に曲げます。
 
 
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ピアノ線を穴に通し、曲げてかぎ状の突起になったピアノ線の先端が入る様に
サスアームに再度穴を開けて突起部をはめ込みます。
 
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MMキットシャーシのサスアームに取り付け穴にピアノ線側からシャーシ内に通し、向かい側内壁辺りでピアノ線の先端を90度曲げて固定します。
この時、サスアームは取り付け穴にしっかり根元まで入り込んでいる事を確認してからピアノ線の先端付近のみ瞬間接着剤で固定する様にします。
あと、固定前にサスアームの動きがスムーズかも忘れずに確認しましょう。
 
 
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サスアームの取り付けが終わったシャーシはこの様になります。
 
 
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横から見るとこの様になります。
ヒトっさんの場合、車重とフリウル履帯の重量を考慮して、
車体前から第1第8サスペンションのピアノ線の線径を0.7ミリとし、
第2第7サスペンションのピアノ線は0.55ミリ、
第3第4第5第6サスペンションのピアノ線を0.4ミリと設定しています。
 
こうする事で、完成時の立ち姿がパンターシリーズらしいシャキッと感が演出出来る事、
走行時、履帯に引っ張られて車体が沈み込むのを防げる事、
段差越えの時スムーズにサス可動して車体の挙動が安定し易い事
等の効果が確認できました。
 
動画参照
 
 
動画の様なサスペンションの動きが好みではない方はピアノ線の線径を変える等工夫して下さい。
 
 
とりあえず、今回はこの辺りで区切りとします。