回のコーチングでよく扱う
『能力を引き出すためのサポートポイント』
をやってみて頂けましたか。

どんなことを感じましたか。


この時期どうしてもお母さんは
勉強面(特に不安なところや欠点)に
目が行きがちですが、

言い方やサポート法によっては
子どもが自信をなくしたり
成功イメージがもてなくなったり、

嫌々度が強くなったりと、
能力を下げる結果となることも多いです。


確かに欠点を伝えたりやった方が
いい勉強を提示することも
意味はありますが、

そのプラス面の効果より
マイナス面の方が大きいのでは
合格率は却って下がってしまいます。



かく言う私も昔は

わからないところを教えることや
今やるべき勉強(問題雌雄や過去問)
ばかりに目が行っていましたが、

プロのコーチとして
経験を積めば積むほど

『何をやるか』以上に
『能力ややる気』を上げる方が
結果につながることを確信しました。


本当に人間の能力は偉大です。

特に子どもの能力は凄いです。

中学受験の問題程度なら
本来持っている能力さえ
発揮できれば誰にでもできます。

たぶん開成や筑駒の問題でも
できるので才能はさほど
関係ないのだと思います。


ではなぜこれほどまでに
成績の差がでるかというと、

脳みその問題ではなく
その能力の多くを

既に発揮出来るようになっている子と
そうでない子の違い


一番大きな理由だと感じます。



好きでやっている子
VS
嫌々やっている子

褒められて良い思いをしている子
VS
叱られて嫌な思いばかりしている子

自信がある子
VS
自信がない子

一歩先を進んでする子
VS
出遅れた子

勉強以外でも様々なことを体験してきた子
VS
勉強でしか頭を使っていない子

沢山コミュニケーションをとってきた子
VS
あまりコミュニケーションをとっていない子

成功体験を持っている子
VS
持っていない子

自分はできると思っている子
VS
劣等感が強い子

関心を示し応援してくれる人がいる子
VS
無関心に放っておかれている子

お母さんが良いサポートをしてくれている子
VS
お母さんの本来の能力を抑えられてしまっている子

自分に合った勉強方法でやっている子
VS
人から押し付けられたやり方でやっている子

などなど


沢山の要因によって
本来持っている能力が
発揮できる量は違ってしまいます。


早い段階から能力を発揮できている子は
上記の左側が多くなるしさらに能力も磨かれます。

この差が決定的な差になっていきます。

たぶん勉強方法や塾の授業内容や
やっている問題集の出来以上に
こちらが大きいのです。


人はの能力は環境によって
大きく変わります。

能力を発揮しやすい環境を
整えてあげることが
最高のサポートだと私は思うのです。



環境と言っても、
「集中しやすいよう静かな環境を与える」
と言ったことではなく

心の環境が大事なので
誤解しないでくださいね。


お子さんの能力は
何%くらい発揮されていますか。

それを伸ばすために
お母さんにできることはなんですか。