<高校野球北北海道大会:駒大岩見沢12-3深川西>◇28日◇空知地区2回戦◇岩見沢市営

 北北海道の空知地区では来年3月に閉校する駒大岩見沢が8回コールドで深川西に大勝し、代表決定戦に進んだ。

 思わぬ誤算から立ち直った。駒大岩見沢の左腕・松本亮(3年)は1回、味方の失策も絡んで10球で3失点、左翼に回った。2回から再度マウンドに上がると、下半身を使った本来の投球を取り戻し、8回2死まで被安打3とスコアボードに0を並べた。気持ちもフォームも切り替えたエースの奮闘に打線も応え、逆転コールド勝ちを収めた。

 「初回は自分でないような感じ。打たれてミスして真っ白になりました」と松本は反省。佐々木啓司総監督兼部長(57)は「こんな時は間を取るのが大事。頭も冷やせるしね」と話し、2回の攻撃中はブルペンで投げさせた。そんな配慮に「春のいい時のイメージを思い出して投げるようにしました」と立ち直った。

 26日にOBのロッテ古谷がオリックス戦で9回2死までノーヒット投球。「翌日、知りました。すごい先輩です」と刺激を受けた。佐々木総監督は「先輩が遠くから力を送ってくれる」と感謝しながら、ベンチを悩ませるエースに「古谷に来てもらって投げさせたいよ」と苦笑いした。明日30日、代表決定戦で砂川と対戦する。

 [2013年6月29日10時40分 紙面から]