◆第95回全国高校野球選手権大会 和歌山大会 ▽2回戦 箕島8―0和歌山西・和歌山北=7回コールド=(16日・紀三井寺) 名将魂を引き継ぎ、箕島が84年以来、29年ぶりの夏へ好発進した。甲子園春夏4度の優勝に導いた故・尾藤公監督の長男で、今春から母校を率いる強(つよし)監督(43)が今夏初采配。春の県王者が左右の両エースで完封リレーし、コールド勝ちした。
先発マウンドには、春の近畿大会で2本塁打を浴び背番号10に“降格”していた右腕・須佐見将馬(3年)を送り込んだ。「悔しい思いをぶつけて(チームを)甲子園に連れていってほしい」という指揮官の期待通り6回4安打無失点。7回を背番号1の左腕・高川進(3年)が締めた。
選手時代は聖地と縁がなかった。指導経験もないが、OB会の要請を受けて昨秋コーチに就任。「復活ではなく新しい歴史をつくっていく」。自然とこぼれる父親譲りの「尾藤スマイル」で、天国の師匠に吉報を届ける。
(2013年7月17日06時00分 スポーツ報知)