毎日新聞 2012年10月28日 地方版

 第131回九州地区高校野球大会が27日、長崎市の県営野球場で開幕し、県勢2校が初戦に登場した。創成館は神埼清明(佐賀)を3-0で降した。29日午前10時、同球場で、鹿児島情報(鹿児島)と2回戦を戦う。

 一方、諫早は熊本工(熊本)と対戦。大会最多出場の熊本工相手に善戦したが、0-1で惜敗した。

 佐世保実はかきどまり球場で宮崎日大(宮崎)と1回戦を戦う予定だったが、雨で28日午前10時、同球場に順延となった。また、長崎日大は28日午前11時半から県営野球場で門司学園(福岡)と対戦する。

 ◇創成館、好機を手堅く生かす

 ▽1回戦(県営)

神埼清明

  000000000=0

  00120000×=3

創成館

 開幕試合に臨んだ創成館は三回1死一塁、木下敦紀選手(2年)が左中間を破る適時二塁打を放ち、先制。続く四回、三つの四死球で得た好機を手堅く生かして2点追加し、流れをつかんだ。

 光ったのは、大野拓麻投手(同)。伸びる直球とキレのあるスライダーで安定した投球で反撃を許さず、4安打完封した。

 稙田龍生監督は「大野は上出来だった。精神的に成長してきた」とエースの好投に笑顔を見せた。

 ◇諫早、反撃機にあと1本出ず

 ▽2回戦(同)

諫早

  000000000=0

  00010000×=1

熊本工

 諫早の先発、馬場康一郎投手(1年)は四回1死二塁、失策で出た走者を右越え三塁打で還され、先制を許した。痛恨の失点だが、要所を締める投球で追加点は許さず、味方打線の反撃を待った。

 九回、熊本工のエース、山下滉太投手(2年)から2四球で2死一、二塁の反撃機を作ったが、あと1本が出なかった。

 最後の打者、下村尚輝選手(同)は「馬場を援護できなかった」と最少失点での惜敗に悔しさをにじませた。

 ◇「きょうも同じ気持ちで臨む」

 佐世保実は午前11時半に試合開始予定だった。選手らは開会式があった県営野球場からかきどまり野球場に移動し、試合開始を待ったが、雨はやまず、順延が決まった。

 清水央彦監督は「良いグラウンドコンディションでやりたかったので、順延で良かった。28日も同じ気持ちで臨みたい」と話していた。

〔長崎版〕