毎日新聞 2012年08月12日 地方版
◇紅白戦では審判も
全国高校野球選手権県代表の神村学園は11日、兵庫県西宮市の県立尼崎小田高と、津門中央公園野球場で練習した。そこには選手とともに体を動かし汗を流す山本常夫監督(51)の姿があった。
練習は午前6時半ごろから開始。打撃練習では監督自らが打撃投手を務め、白球を投げ込んだ。紅白戦では審判を務め「ストライク」などと大きな声で叫んだ。審判をしながら、選手たちにアドバイスする場面もあった。
山本監督は「他校は分からないがうちでは普通。以前スカウトにきた千葉ロッテマリーンズのスカウトマンに見習わなくてはと言われました」と苦笑い。
弥栄翼主将(3年)は「監督は行動で示してくれるので僕らも動こうと思う。こんな監督は僕らのチームだけ」。瀬口拓也選手(3年)は「監督が審判をやっている時に打席に立つと後ろからヤジを飛ばされる。それを聞くと、やる気になる」。動く監督のもと、神村ナインは初戦に向けて練習に励む。