毎日新聞 2012年08月11日 地方版
夏の甲子園で初戦を突破した宮城代表の仙台育英ナインは10日、「雲蒸竜変(うんじょうりゅうへん)」と胸に縫い込まれたおそろいの練習用ウエアで、飯塚(福岡)との2回戦に向けて練習に励んだ。
宮城大会優勝後、「心をひとつに戦おう」との願いを込め、部員108人と監督、マネジャーなど全員が着用できる練習用ウエアのデザインを、選手らで考えた。藍色の両肩に赤と白のラインが入り、左胸部分には、赤と白の刺しゅうで「雲蒸竜変」とある。
毎年、年始めの練習で、佐々木順一朗監督が甲子園に向けた目標を四文字熟語で発表。辰年(たつどし)の今年は、「雲がわき上がり、竜(英雄)が現れ活躍すること」という意味を持つ「雲蒸竜変」を選んだ。佐々木監督は「甲子園で仙台育英が大暴れしよう、と願いを込めた」という。
この日もおそろいのウエアで汗を流した郷古裕樹選手(3年)は「今まではばらばらだったが、みんなで同じウエアで練習すると一体感が出て、より一層力が入る」と話していた。