毎日新聞 2012年10月05日 地方版

 第131回九州地区高校野球大会県予選は4日、大分市の別大興産スタジアムで決勝があり、楊志館が終盤の集中打で明豊に逆転勝ちし、19季ぶり秋春通算2回目の優勝を果たした。楊志館は初出場(夏は07年に1回)、明豊は3回目(夏は4回)となるセンバツを目指し、出場校選定の重要な資料となる九州大会(27日~11月1日、長崎県営野球場など)に出場する。

 ◇明豊粘り及ばず

 楊志館は七回、坂本晴海、其田泰大両選手の連続中前打などで3点を挙げて逆転し、八回は中村優希、坂本、其田各選手の3連打で2点を挙げ、ダメ押しした。明豊は六回、大塚知哉選手のスクイズで逆転し、再逆転された七回も森永隆馬選手の適時打で粘ったが楊志館の勢いが勝った。

 ◇マネジャーのお陰

 ○…楊志館ナインの一日はグラウンドの花壇へのあいさつから始まる。初出場の07年夏甲子園8強の原動力になり、08年にがんで亡くなったマネジャーの大崎耀子さんのために作られた。今は2年のマネジャー、岩崎楓さんが1日2回水をあげる。「花壇に向かうとやるべき練習や反省点が見えてくる」と中村優希主将。宮地弘明監督は「優勝は耀子さんら支えてくれた人たちのお陰。きっちり報告しよう」と自らに言い聞かせた。

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楊志館 100000320=6

明豊  000101100=3

 (楊)宮住-玉田

 (明)岡本、黒岩-梅本

▽二塁打 池田、其田(楊)大塚、脇屋、黒岩(明)