毎日新聞 2012年07月22日 地方版

 (21日・別大興産スタジアム)

 ◇三重総合、猛打爆発

 ▽3回戦

鶴崎工  00000=0

三重総合 00019=10

 (五回コールド)

 (鶴)椎原、藤原勇、安部-吉岡、川田

 (三)安藤-角田

▽三塁打 角田、白石(三)

▽二塁打 甲斐、冨田(三)

 三重総合は四回に甲斐友也選手の左越え二塁打で先制すると続く五回、阿南勇輝選手の三塁強襲打など7安打の猛攻で一挙9点を挙げ試合を決めた。鶴崎工は椎原拓斗、藤原勇貴、安部孝3投手の継投でかわそうとしたが、最後は三重総合の猛打につかまった。

 ◇別府青山、守りきれず

大分東明

  201010200=6

  004000000=4

別府青山

 (大)藤原、後藤-宮川

 (別)中村、安勇-河野

▽三塁打 山田(大)

▽二塁打 山田2、宮川(大)牧(別)

 2点を先制した大分東明は一時逆転されたが、七回に宮川航、藤原大誠両選手の連続適時打で再び引き離し、第1シードを下した。別府青山は三回に上原大樹選手の犠飛と牧大介選手の走者一掃の左翼線二塁打で4得点し一気に逆転したが、守りきれなかった。

 ◇別府商、反撃遅し

別府商 000000010=1

中津東 00012001×=4

 (別)村上、柴田丈-島添、託磨

 (中)安藤-門脇

 中津東は四回、門脇弘治選手の中犠飛で1点先制すると、五、八回に各2盗塁と足を絡めた攻撃で計3点を加えた。安藤康太投手は九回を2被安打1失点の好投。別府商は八回、木元航平選手が左前安打で出塁し、敵失に乗じて1点を返したが、反撃が遅かった。

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 ■青春譜

 ◇試合終了、次は親孝行だ--若杉康太左翼手=鶴崎工(3年)

 大きな飛球をフェンス近くまで必死に追いかけた。「あと少し」。が、頭上を越えた。9点目の走者が還って試合が終わった。

 先発のうち3年は3人。後輩の指導は難しく、主将はすぐに決まらなかった。最初は持ち回りにした。

 「1年はまだ高校に入ったばかりで中学生気分」と目についたことは何度も注意した。責任感が強く、主将を任された。「悩んだと思うが、よく引っ張ってくれた」と山下一成監督もねぎらった。

 後輩の投手たちには信頼を置いていた。三重総合の強力打線につかまった時も「何とか踏ん張ってくれ」と左翼から声をかけた。「相手の流れを止められなかった」

 小3から始めた野球も、これで一区切り。卒業後は就職するつもりだ。「悔しい。でも野球でやってきたことを生かして、親には恩返ししたい」。前を見据え力強く話した。