毎日新聞 2012年07月21日 地方版

 第94回全国高校野球選手権鳥取大会(県高野連、朝日新聞社主催)は21日、鳥取市布勢のコカ・コーラウエストスポーツパーク野球場で開幕する。25校が甲子園出場を目指し熱戦を繰り広げる。

 大会前の19、20日は各校が順に同野球場で練習。45分間、本番をイメージしながら汗を流した。

 21日は午前8時半から開会式があり、続いて1回戦3試合が行われる。決勝は29日の予定。

 春季大会を制した八頭は、右横手投げのエース池本慎太郎投手(3年)を中心に守り勝つ野球を目指す。山根海成三塁手(2年)、吉村優作捕手(3年)、武田修宏外野手(同)のクリーンアップは勝負強い。春季準優勝の倉吉総合産は、左腕岡崎直也投手(同)の打者を打たせて取る投球も見どころだ。初の甲子園出場を目指す。

 センバツ出場後、調子を落とす選手が目立った鳥取城北は復調の兆し。センバツで本塁打を放った主将で1番の佐藤晃司外野手(同)と3番の木村達也外野手(同)を軸に、どこからでも好機を作ることができる。平田祥真投手(同)を筆頭に層の厚い投手陣をリードする木下裕悟捕手(同)にも注目。

 春季大会4位の米子東は右上手の森田康太郎(同)、右下手の野坂厚仁(同)両投手の継投で逃げ切る。悲願の夏初優勝を目指す鳥取中央育英は、4番でエースの箕浦康介投手(同)の出来にかかる。

 夏連覇を目指す鳥取商は、甲子園を経験した吉多亮外野手(同)、双子の岸本奨平遊撃手と滉平捕手(ともに3年)の打撃に注目。昨夏準優勝で、5年ぶりの優勝を目指す境の1番山口賢一塁手(3年)の俊足強打も見逃せない。

 伝統校、鳥取西は1年からマスクをかぶる毛戸孝典捕手(同)がチームを引っ張る。倉吉北は、春季大会で3打席連続本塁打を放った川西皓己投手(同)のフルスイングでかつての「山陰の暴れん坊」の復活なるか。