◆秋季高校野球地区大会 ▽大阪府大会1回戦 八尾1─23大阪桐蔭=5回コールド=(15日・久宝寺)甲子園で史上7校目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭が1回戦に登場し、5発23得点で八尾に圧勝した。1番・辻田大樹中堅手(2年)が2本塁打を含む4安打7打点、4番・近田(きんでん)拓矢一塁手(2年)も2回に左中間へ2ランを放つなど重量打線が爆発。2年連続センバツ出場と、史上初となる春夏春制覇へ好スタートを切った。

 新たな伝説が5本塁打で幕を開けた。大阪桐蔭は初回に5点を先制してなおも2死一、二塁、この回2打席目の辻田が豪快な左越え3ラン。3回には満塁弾も運んだ。今春の府大会で4番を務めながら今夏はベンチ外だった177センチ、85キロの大砲が、2アーチ&2二塁打で圧倒的な存在感をみせた。

 辻田の良きライバルも負けじと一発だ。キューバの主砲だった「キンデラン」のニックネームを持つ近田は、2回無死一塁から左中間へ高校11号2ラン。「ホッとした。近畿(大会)も勝って神宮へ行って、甲子園に行きたい」と言い切った。

 新打線は迫力満点。それでも18U世界野球選手権(韓国)でベストナインに選ばれ、11日に新チームに合流した森友哉主将(2年)は「パワーヒッターが多いけど、いい投手が来た時に対応できるかどうか。まだ足りないことだらけ」と慢心はなかった。この日3番に入り3安打を放った森を中心に、重量打線が春夏春の“V3”に挑む。

(2012年9月16日12時02分 スポーツ報知)