毎日新聞 2012年06月10日 地方版

 7月8日に開幕する第94回全国高校野球選手権神奈川大会(県高野連、朝日新聞社主催)の組み合わせ抽選会が9日、横浜市西区の県立青少年センターで開かれた。190チームが甲子園を目指して熱戦を繰り広げる。茅ケ崎西浜の柳田凌大(りょうた)主将(3年)が開会式で選手宣誓する。

 抽選会には各校の主将やマネジャーら約380人が参加。春季県大会の上位16校がシードされ、4強の横浜隼人、横浜、東海大相模、桐蔭学園は第1シードとして別々のブロックに振り分けられた。

 94回大会にちなみ、94番のくじを引いたチームの主将が選手宣誓を担う。引き当てた柳田主将は「うれしさと緊張が半分ずつ。開会を飾れるようしっかり宣誓したい。全力プレーを見せ東日本大震災の被災者に野球を通じて勇気を与えたい」と意気込みを語った。

 開会式直後の第1試合は向上と横須賀総合が対戦。向上の成田廉マネジャー(3年)は「初戦から横浜スタジアムで試合ができるのは幸せ。自分たちがやってきたことを発揮できるよう精いっぱい戦いたい」。横須賀総合の橋本賢慶(まさみち)主将(3年)は「観客の注目が集まる開幕戦の緊張感を楽しみたい。チーム一丸となって初戦を勝ちたい」と話した。

 開会式は7月8日正午から、決勝は同29日午後1時から、いずれも横浜スタジアムで行われる。優勝チームは8月8日に甲子園で開幕する全国大会に出場する。

 ◇横浜軸に優勝争い

 9日決まった組み合わせは、強豪校が早い段階で対戦しない形となり、比較的バランス良く配置された。

 今年のセンバツでベスト8に入り、夏の甲子園も2年連続出場を目指す横浜は選手層が厚く、優勝争いの中心になりそう。

 これに昨年センバツで全国制覇した東海大相模、春季県大会を制して勢いに乗る横浜隼人が挑む。投手力のいい向上、桐光学園、横浜商大高や打力のある桐蔭学園、武相、立花学園なども上位進出を狙う。