毎日新聞 2012年05月11日 地方版
第59回春季東海地区高校野球県大会で初優勝を飾った近大高専の選手らが10日、地元の名張市役所を訪れ、亀井利克市長に喜びを伝えた。地元勢としても初の優勝に、亀井市長は「市民に元気を与えてくれた」と感謝していた。
近大高専は8日、津市営球場であった決勝で、延長十五回の激闘の末、海星を7-5で降した。伊藤康弘監督は「甲子園をかけた夏までに公式戦を多くこなせた。粘り強く戦い、良い経験になった」と振り返った。
熊野市から名張市に移転し2年目の夏を迎える。神野稔校長は「市民の協力でここまで来た。熊野灘の黒潮の血を引く忍者の力で勝利をつかんだ」と述べた。亀井市長は「夏に甲子園行きを決めれば、補正予算を組んで練習環境を整えるなど、市民挙げての応援を惜しまない」などと応じた。
近大高専は25日から岐阜県で開かれる東海大会に出場する。長谷川琢馬主将(3年)は「名張の人たちの温かい声援で優勝できた。この結果に満足せず、県や名張の代表として恥じない戦いをしたい」と誓った。
〔伊賀版〕