毎日新聞 2012年05月04日 地方版
春季県高校野球大会(県高野連主催)は3日、倉敷市中庄のマスカットスタジアムで準決勝2試合があった。第1試合は、倉敷工が岡山理大付との投手戦を制した。第2試合は、関西が今春のセンバツ甲子園に出場した倉敷商に延長戦の末、競り勝った。
倉敷工と関西の決勝戦は4日午前10時から同球場である。優勝校は来月2~4日に鳥取県である中国大会に出場する。
◇外野手転向、打撃に集中--関西・畑涼介選手(3年)
準決勝第2試合、強豪校同士の熱戦に終止符を打ったのは関西の畑涼介選手(3年)だ。捕手として昨夏の甲子園に出場したが、持ち味の勝負強い打撃を生かすため外野手に転向。大一番でも力をいかんなく発揮した。
同点の延長十二回、2死三塁で打席に立った。走者は捕手の関貴典選手(同)。「バッテリーのために、今度こそ」。十回、全く同じ局面で追い込まれた後のボール球を凡打していた。「考え込まず、来た球を打とう」。2球目の直球を打ち返し、中前に運んだ。関選手は悠々生還。一塁ベースで自然と笑みがこぼれた。
昨秋から本格的に挑戦した外野の守備。まだ打球判断などに不安はある。それでも、攻撃中に配球などを考えていた捕手とは異なり、今は集中して打席に入れる。「ミスしても打って取り返せる自信がある。明日(4日)も優勝を決める一打を放ちたい」と意気込んでいた。
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▽準決勝
倉敷工
000100001=2
000000000=0
岡山理大付
(倉)内山-浜松、平尾
(岡)井戸、藤原、坂本-鈴木
▽二塁打 小銭(倉)右手(岡)
関西
100000010011=4
000200000010=3
倉敷商
(延長十二回)
(関)逢沢、小郷、栗原-関
(倉)西-道下
▽三塁打 本田(関)
▽二塁打 佐藤2、関2、栗原(関)