毎日新聞 2012年03月31日 地方版
「背負うものがない学校は弱い」。第84回選抜高校野球大会に初出場した早鞆高野球部の大越基監督の言葉だ。人のつながりを大事にする監督らしい言葉だと思う。
4年前、新人記者として下関支局に赴任。多くの人との出会いがあった。元来無精者で、余裕がない時には連絡しなかったり、取材も一方的なものになったりした。それでも、いつも応援してくれたり、温かい笑顔で迎えてもらった。私の小さな悩み事も豪快に笑い飛ばしてくれるなど、とても心強かった。「新聞で扱うのは、結局は人」とは先輩記者の話。私の記事も、そこに登場するすてきな方々がいなければ、どれも成り立たなかっただろう。
4月1日付で福岡本部報道部に異動します。壁にぶつかった時には山口のあの人、この人を思い浮かべて頑張ります。本当にありがとうございました。
〔山口版〕