春季全道高校野球大会(5月28日開幕、札幌円山)の空知地区予選の組み合わせが7日、決まった。昨秋、部員不足で大会不参加だった砂川に新1年生11人が入部。13日初戦で滝川との対戦が決まった。春夏3度の甲子園出場がある砂川北時代の「全力プレー」の精神を受け継ぎながら練習に励み、全員野球で春に挑む。
1年生入部でチーム活性化 新入部員の元気なあいさつが、グラウンドに響き渡った。練習準備に取りかかる1年生。キビキビとした動きにチームの雰囲気も活気づいた。梶駿平主将(3年)は「1年生もだんだん慣れて、チームが一丸となってきた」と笑顔で話した。

 「全力」がモットーだ。旧砂川北出身の高草木穣監督(44)の指導の下、全力疾走、大声など、投打以外のプレーも徹底。砂川北時代の伝統精神を受け継ぎながら、日々の練習に励んでいる。

 今春からチームに加わった工藤佑太(1年)も「全力で走れば守備にもプレッシャーを与えられる。エラーにつながるかもしれない」と話す。現在2、3年生部員は6人。春から1年生もレギュラーに抜てきされる。人数が増えたことによりチームも活性化した。高草木監督は「今はシャッフルしている段階。1年生も高校野球を早く知ってほしい」と期待する。

 昨秋、助っ人を借りて出場する考えもあったが、チーム力を大事にしようと正規部員での出場にこだわり参加を断念した。梶主将は「正直とてもくやしかった。でも一時的なチームで出場するより、個々の能力を高めることを考えた」。その後は、栗山や滝川と合同チームを組み、50試合以上の練習試合を消化。今春を見据えレベルアップを図ってきた。

 約半年ぶりの公式戦に梶主将は「とにかく自分のやるべきことを出し切りたい」。元気な1年生も加入した砂川が今春、グラウンドで思いをぶつける。

(2012年5月8日10時27分 スポーツ報知)