毎日新聞 2012年03月16日 地方版
◇初戦突破へ善戦誓う
21日に開幕する第84回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで開かれた。9年ぶり3回目出場の近江は、大会第3日第3試合(午後2時開始予定)で、高崎(群馬、31年ぶり2回目)との対戦が決まった。
抽選会には福井真吾主将と多賀章仁監督、伊東洋部長が出席。「小学生からの夢だった甲子園。いよいよ相手が決まると思うと、すごく緊張した」と福井主将。対戦相手が高崎に決まっても、表情は硬いまま。選手宣誓が石巻工(宮城)に決まった瞬間、「やりたかったんですけど」と、初めてほおを緩めた。
近江は雪や雨で、グラウンドが使えない日が続き、15日までの練習試合は2チームと3試合のみ。実戦不足は否めないが、要所で勝負強さを見せ、いずれも勝利した。エースの村田帝士投手ら投手陣の仕上がりは上々。多賀監督は「村田は本番でも平常心でやってくれるだろう。走塁など攻撃に磨きをかけたい」と話した。
◆高崎
◇守り勝つ野球
OBに故福田赳夫、中曽根康弘両元首相がおり、県内屈指の進学校。1897年に創立された。創部は翌98年。センバツ出場は31年ぶり2回目で、守り勝つ野球が特徴だ。右腕の島田智史投手は昨秋の公式戦78イニングで与四死球10と抜群の制球力を誇る。打撃はコンパクトに振り抜く意識が全体に浸透し、関東大会は準決勝までの3試合全てで2ケタ安打を放った。長打力に欠けるが、金子裕紀主将を中心に切れ目がない。