センバツで初めて照明が点灯されたのは、1958(昭和33)年の第30回大会だった。大会第1日の4月1日。坂出商と興国商の第3試合は延長にもつれ込み、十三回(午後6時5分)に使用を開始した。午後6時58分、十五回で坂出商が勝利を収めるまで、カクテル光線がグラウンドを照らし続けた。

 甲子園のナイター設備は56年4月25日に完成。翌年の大会は延長戦が一つしかなかったことなどから、点灯の機会がなかった。

 04(平成16)年の第76回大会では、決勝の試合開始が天候不順のために遅れ、プレーボールからナイターとなる異例のケースとなった。

毎日新聞 2012年2月29日 大阪朝刊