県内の県立高校34校で1日、卒業式があった。第84回選抜高校野球大会に出場する鳴門でも、野球部に所属した卒業生11人が巣立ちを迎え、現役部員と別れを惜しみながら、エールを送り合った。

 この日午前中の式が終わると、部員たちは玄関前に並んで、卒業生が出てくるのを待ち受けた。一人一人に「おめでとうございます」と声をかけてハイタッチし、花束やメッセージを書いた色紙を手渡した。

 卒業生で元エースの大端秀志君(18)は、「かわいい後輩たちに祝ってもらって、とても気持ちいい」と笑顔。10年夏の甲子園に代打で出場した元主将、宮崎成将君(18)は「甲子園では悔いの残らないように、楽しくプレーしてほしい」と話した。2人は進学し、野球を続けるという。

毎日新聞 2012年3月2日 地方版