来春の第84回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催)で、出場校の「21世紀枠」県推薦校に選ばれた県立小高工高の表彰式が24日、県高野連事務局がある県立福島商高であった。

 菅野貴夫・県高野連会長は「震災後、部員がバラバラになっても県大会などで成果を出してきた。多くのものを失ったが、新たに得たものを人生の糧にしてほしい」と激励。高橋郁美主将(16)は「うれしいの一言。チームにも気合いがあふれて活気が出てきた。練習がままならないこともあるが、意識を高く持って集中して練習したい」と話した。

 小高工野球部は今夏の福島大会で4強、秋季県大会では8強入りした。部員は20人。練習場は旧相馬女子高テニスコート2面で、放射線の影響を考慮して屋外練習は3時間。走り込みや筋トレを中心に練習に励んできた。

 全国から推薦される「21世紀枠」は、来月15日に東北地区の推薦校1校が発表され、来年1月27日に同枠3校を含む選抜出場校が発表される。

毎日新聞 2011年11月25日 地方版