県高野連は22日、来春の第84回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)の21世紀枠候補に、広島観音(西区)を推薦すると発表した。

 同校は、旧制広島二中が前身の伝統ある県立校。硬式野球部は1994年創設で、現在の部員は43人。110メートル×90メートルのグラウンドを高校総体優勝経験のあるサッカー部などと共用し、平日はフリー打撃ができない。グラウンド全体を使えるのは土日のみ。シーズン中は、遠征から戻った午後5~6時ごろにフリー打撃をするなど工夫している。早朝の清掃活動も地域から評価を得ている。昨夏の広島大会は4強に進出し、今年の秋季県大会でも3位に入るなど力を付けた。

 原野敏成監督(51)は「普通の公立高校の子どもたちが認められたのはうれしい。課題は多く、1日を大事にしてレベルアップしたい」。牧島佑晃主将(2年)は「センバツは憧れの舞台。出場できれば、自分たちの野球を一生懸命やりたい」と話した。

 中国地区の推薦校は来月15日に発表。その後、来年1月27日の選考委員会で、全国9地区の候補から出場3校が選ばれる。

毎日新聞 2011年11月23日 地方版