来春の第84回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」の県推薦校に選ばれた米沢興譲館(佐藤広明校長)が21日、県高野連と毎日新聞社から表彰された。表彰には布川元県高野連会長、湯浅聡毎日新聞山形支局長らが出席。布川会長が佐藤校長に表彰状を渡した。歌丸裕彬主将(2年)は「県代表として、勉強や生活ともども表彰に恥じないよう伝統を引き継ぎ、次の代につなげていきたい」と語った。
同校の推薦理由は「秋季県大会のベスト8に進出した」「進学校として平日の練習は午後6時半までと決めて学業と部活動を両立している」「冬にボランティアで除雪作業を行い地域に貢献している」など。
来月15日に東北地区の推薦校1校が発表され、21世紀枠3校を含む選抜出場校は来年1月27日に発表される。
==============
■視点
◇推薦校励みに練習を
約30年前に米沢興譲館の野球部に在籍していた。今回母校の野球部が来春のセンバツの21世紀枠県推薦校に選ばれたことを素直に喜んでいる。
秋季県大会の際は、職場でベスト8入りの報に拍手を送った。準々決勝では地元の強豪・米沢中央に敗れたものの限られた練習の中で健闘したと思う。
私の時代も放課後の練習時間は午後6時半までの2時間程度。旧校舎のグラウンドはサッカー部と併用しており、時間も場所も制限があった。
3年最後の大会はベンチにも入れず悔しかったが、今となっては甲子園という「夢」を追いかけて打ち込んだ日々が懐かしくよみがえる。懸命に練習し、やり通した経験は、社会に出て困難な場面にふんばる力を与えてくれたと思う。
これから雪が積もればボールを握る機会が減り、さらに練習は制限される。筋トレなど単調なメニューをこなす時でも、今回の推薦校に選ばれたことを励みに練習してほしい。
毎日新聞 2011年11月22日 地方版