◇県推進協
 学校教育に新聞を活用するNIE(教育に新聞を)活動を進める県NIE推進協議会(会長、杉本健三・神戸山手大教授)のセミナーが5日、神戸市中央区の市総合教育センターで開かれ、教員ら約60人が参加した。

 県立氷上西高野球部長の能地敬典教諭は、ワークショップで記者会見を模した授業の実践例を報告した。同校野球部は、今夏の全国高校野球選手権兵庫大会で、県立姫路工に大会史上最多失点の0-71で敗れた。2年生のクラスでこの試合を報じた新聞記事を参考にし、生徒らが出場した同級生3人に質問。3人は「試合には負けたが勉強になった」などと答えていたという。

 基調講演では、日本NIE学会副会長で大阪市立昭和中学の植田恭子指導教諭が、阪神大震災(95年)や東日本大震災の新聞記事を使った授業を紹介。自分たちが被災者になった場合を想定し、ニュースをより身近なものとしてとらえる取り組みを紹介した。

〔神戸版〕

毎日新聞 2011年11月6日 地方版