第64回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、毎日新聞社など後援)は1日、甲府市の小瀬スポーツ公園野球場で準々決勝2試合があった。千葉英和(千葉1位)は健大高崎(群馬1位)に0-7で七回コールド負けを喫した。県勢はこれで全て敗退した。

 ▽準々決勝(第1試合)

千葉英和 0000000=0

健大高崎 032011×=7

 (七回コールド)

 千葉英和は、打線が大越の内野安打1本に抑えられ、好機を作れなかった。主戦艫居(ともい)は、高めの直球を狙われ、被安打9、自責点6と打ち込まれた。健大高崎は二回に三木の2点適時三塁打で先制すると、その後も小刻みに加点した。三木は巧みな投球で千葉英和を零封し、投打で活躍した。

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 ◇「力任せ」克服したはずが…--艫居春紀投手(2年)
 もう1点もやれない場面だった。健大高崎に3点リードされた三回2死二、三塁。相手打者に中前へ2点適時打を浴びた瞬間、千葉英和の艫居春紀投手(2年)は両手を腰に当て下を向いた。「やられた、厳しいな」。

 センバツを意識し「抑えよう」と力に頼る投球をしてしまった。球の切れはなく、制球も定まらない。甘い直球を狙われ、はじき返された。

 力任せに投げ打ち込まれることがあった。球に切れをつけるため、昨秋からソフトボール投げを練習に取り入れた。投げにくく指先まで神経を使うので、指に引っかかる感覚をつかめる。やがて投げる瞬間に「ピュッ」と音が聞こえるほどになった。今夏にはけがの間に走り込み、下半身を鍛えて制球力もつけた。

 今、伊藤修次監督は「落ち着いてコーナーに投げ分けられる」と信頼する。県大会から関東大会1回戦まで計6試合をほぼ1人で投げ抜き、力任せで崩れる姿はもうないはずだった。

 しかし、4強入りをかけた大一番で平常心を保てなかった。「プレッシャーがかかっても、いつもの投球ができるようにしたい」。来夏への課題を見つけた。

毎日新聞 2011年11月2日 地方版