女子バスケットボールで今春、筑波大からWJBLのアイシンAW(愛知)入りするガード大鷹さおり(22)=札幌山の手高出=が、新設されたU―24日本代表に選出され、15日からのオーストラリア遠征に参加する。新JAPAN入りをステップに、2012年ロンドン五輪代表を目指す。

 大学バスケット界のヒロインから、JAPANのホープへ。U―24日本代表入りを決めた大鷹は「自分が選ばれるとは思わなかった。実戦では得点を狙いながら周囲も生かす、視野の広いプレーでアピールしたい。経験を実業団生活に生かしたい」と、目を輝かせた。

 U―24代表は、女子日本代表の中川文一監督(62)が、2年後のロンドン五輪出場を目指す日本代表の若手強化のため新設。今回決まった12人のメンバーで今月15~25日に豪州遠征を行う。

 大鷹は、切れ味抜群のプレーと健康的な笑顔で高校時代から人気を集めてきた球界の“アイドル”。札幌山の手2年の高校総体では「3ポイント女王」。3年の全国高校選抜では道勢過去最高の3位、道勢初の「ベスト5」にも輝いた。

 筑波大でもユニバーシアード大会に07年、09年と連続出場。昨年のベオグラード大会では主将を務め1試合平均14・86得点の活躍で、アジア勢最高の9位に導いた。昨年の全日本インカレでも筑波大主将として大活躍、5年ぶりVに貢献し大会MVPに選ばれた。卒業後は、WリーグのアイシンAWに進む。

 日本代表・中川監督は「シュート力があるし、豪州遠征ではPG、SG両方で“新兵器”として試してみたい」と期待をかける。「一つ一つ実績を重ね、将来は日本代表で五輪出場を目指したい」と大鷹。道産子アイドルガードのロンドン・ロードがスタートする。

 ◆大鷹さおり(おおたか・さおり)1987年10月5日、札幌市生まれ。22歳。小学2年からバスケットを始める。札幌平岡緑中で道中学選抜主将。高校でU―18日本代表。筑波大1~3年に関東大学女子リーグ優勝。170センチ、58キロ。血液型O。家族は両親と兄。