◆ 10点圧勝で決めた17度目の出場 ◆

 第91回全国高校野球選手権大会(8月8日から15日間、甲子園)の大阪大会決勝が1日、大阪市内の舞洲球場でPL学園が関大北陽を10-0で圧倒し、5年ぶり17回目の出場を決めた。1番の吉川大幾外野手(2年)が先頭弾を含む2本塁打と大当たり。大会通算5本塁打で2年時の清原の4本塁打を抜いた。チームは昨秋から府内の公式戦無敗で大阪完全制覇。これで49代表が総て出揃い、きょう2日から甲子園練習が始まる。

◆ 井上、初完封!エース不在の穴埋めた ◆

 親友のためにも負けられなかった。背番号10の左腕・井上大樹投手(3年)は3併殺を奪い、決勝戦で公式戦初完封。「思い切って腕を振った」というスローカーブが低めに決まり、6安打に封じた。

 大会直前に左ひじ痛を訴えたエース・中野は寮で同部屋。テレビゲームをしたり、毎日ふざけあった。しかし、野球になれば話は別。「中野と同じ練習をしていれば勝てない」とライバルが走った倍近く走った。

 もともとベンチ入りしたのは中野より早い。今は今春センバツ2回戦で9回ノーヒットノーランをしながら敗れた中野の評価が高いが、今大会は「春季大会は難波と2人で優勝した。夏も中野抜きでできないことはない」と発奮。2年生右腕・難波と2人でチームを支えた。

 甲子園でも「PLの名前に恥じない試合をしたい」と2枚看板で全国の強豪に立ち向かう。