テニスの全仏オープン男子シングルスでロジャー・フェデラー(スイス)が悲願の初優勝。史上6人目の生涯グランドスラム(四大大会全制覇)を達成し、14度目の四大大会制覇で最多記録にも並んだ。コートにひざまずいて感涙を流した胸の内を語った。
-4度目の決勝だった。
「長い道のりだった。何度もあと一歩で逃していた分、満足感は大きい。四大大会で最後まで残っていた全仏で勝て、信じられない気持ちだ。最後はプレーできないくらい緊張した」
-全仏は鬼門だった。
「コートの条件などに慣れるのが難しかった。初めはセンターコートも大きく感じてプレーしづらかった。今はパリも観客もコートも大好きだ」
-4連覇中だったナダル(スペイン)が4回戦敗退。
「戦績の悪い相手がいなくなり、可能性が広がった。いつか彼が決勝にいない時が来て、自分が優勝すると思っていた。願ったわけではないが、その通りになった」
-史上最高の選手とも。
「それは周囲が判断すること。まだ引退するつもりはないし、さらに良い成績を収めたい。記録に固執はしないが、今後もいくつか破れるといい」
-結婚して子供も生まれる。
「私生活と競技生活は別のもの。今回の優勝と直接の関係はないと思うが、最良のタイミングだった」