◆東北学生陸上対校選手権最終日(17日・仙台陸上競技場) 女子五千メートルで福島大の古瀬麻美(4年)が16分57秒66で3連覇を達成した。2年前に自らがマークした大会記録に0秒23届かなかったが、15日に行われた一万メートルと合わせて3年連続で2冠を達成した。また弘前大勢も躍進。女子やり投げで遠沢和加(3年)、女子二百メートルで亀田亜美(つぐみ、2年)がそれぞれ初優勝を飾った。

 弘前大の2人のなでしこが“番狂わせ”で会場を沸かせた。午前に行われた女子やり投げで遠沢が唯一50メートルを突破する大会記録の52メートル02で初優勝。「うれしいしビックリした」2連覇中の延味由紀(仙台大4年)がひじを故障していたとはいえ、自己新記録での勝利に笑顔満開。青森・田子高時代に患った右ひじが完治。大島義晴監督(60)が導入した、投手が速い球を投げるためのトレーニング理論を1月から実践した成果を発揮した。

 午後には女子二百メートルで亀田が25秒35で優勝。丹野麻美の3度を含む福島大勢の7連覇を阻止した。「去年から福島大の選手を目標にしてきたのでうれしい」とこちらも満面の笑み。冬場には50センチの積雪を部員とともに雪かきして「必ず外で走った」“津軽じょっぱり魂”で強豪を撃破。「遠沢さんと一緒に盛り上げたかった」と存在感を示した。