今月29日の織田記念(広島)百メートル障害に出場する寺田明日香(19=北海道ハイテクAC)が“イムクミ”超えを誓った。昨年は井村久美子(旧姓・池田)に敗れ2位。その井村は8月の世界陸上(ベルリン)に向け、日本記録を持つ走り幅跳びに専念するとみられ、今季も“最初で最後”の対戦になる可能性が高い。寺田は「井村さんに勝って、世界陸上に出たい」とブチ上げた。

 華々しい成績を引っさげ、シニアデビューを果たした昨季は日本選手権を制すも、参加標準記録をクリアできずに北京五輪出場はならず。「甘く見ていた部分があった」。それでもシーズン後半にタイムは伸び始め、最終戦となった国体(大分)では自身の持つジュニア記録を更新する13秒32で優勝した。

 冬期間は女子短距離のトップ2人(福島、北風)と走り込み、スピード強化に努めた。世界陸上出場のためには参加標準記録(A=12秒96、B=13秒11)の突破が必須。「1つ1つやるだけ。冬につくってきたスピードがある」。大仕事をやってのける自信はある。

<<寺田 明日香>>てらだ・あすか)1990年(平2)1月14日、札幌市生まれの19歳。恵庭北で全国高校総体百メートル障害3連覇、3年時に3冠(百メートル、百メートル障害、四百メートルリレー)を達成し、北海道ハイテクACへ。家族は両親、妹、祖母。1メートル66、50キロ。血液型O。