来年5月31日付で退団する宝塚歌劇団の雪組娘役トップ・白羽ゆりが26日、兵庫県宝塚市の歌劇団事務所で会見した。結婚の予定はなく、退団後は女優に転身する。

 かれんな娘役らしく淡いベージュ色の清楚(せいそ)な服装で現れた白羽は開口一番「11年間、素晴らしい作品と役に恵まれ幸せでした。充実しているときに卒業したかった」とさわやかな笑顔。退団を決意したのは、次作が大好きな映画「怪傑ゾロ」の宝塚版「ZORRO―仮面のメサイア」(来年3月=宝塚大劇場、同5月=東京宝塚劇場)だと分かり「運命的なものを感じたから」だという。

 娘役の大役といわれる「風と共に去りぬ」のスカーレット、「ベルサイユのばら」のアントワネット、「エリザベート」のエリザベートをすべて演じているだけに、何度も「幸せ」を口にした白羽は「ラストまで精いっぱい頑張ります」と完全燃焼を誓っていた。