◇江別は47年ぶり--組み合わせ抽選は4日
第90回全国高校野球選手権大会(日本高野連など主催)に向けた地区大会は30日、札幌地区で代表決定戦5試合があり、江別が47年ぶり4回目の南北海道大会出場を決めたほか、春季道大会を制した東海大四などが駒を進めた。これで南・北北海道大会に出場する32校が出そろった。両大会とも組み合わせ抽選会は4日に行われ、南は13日に札幌円山球場で、北は17日に旭川スタルヒン球場で開幕する。それぞれの優勝校は、8月2日から阪神甲子園球場で行われる本大会に出場する。
◇札幌地区(札幌円山、麻生)
▽Cブロック代表決定戦
札幌北
000000000=0
13110000×=6
札幌南
(札幌南は2年連続17回目)
(北)水口、平尾-三好
(南)中西-広瀬
▽三塁打 鈴木綜、辻(南)
▽二塁打 初田(北)
▽Dブロック代表決定戦
札幌啓成
000000000=0
10100020×=4
江別
(江別は47年ぶり4回目)
(札)佐々木-綿谷
(江)沢田-山崎
▽二塁打 弘田(札)沢田(江)
◇投打で活躍の主将
○…47年ぶりの南北海道大会進出を決めた江別の原動力は、エースで主将も兼ねる大黒柱の沢田将人選手(3年)だ。九回は2死ながら一、二塁とされたが、得意のスライダーで三振を奪いガッツポーズ。打撃で3打点を挙げ、マウンドでは完封と投打にわたる活躍だった。「バックがいいプレーをしてくれた。道大会の目標は頂点です」と満面の笑み。
▽Eブロック代表決定戦
札幌第一
102101200=7
013001000=5
北海学園札幌
(札幌第一は5年連続17回目)
(札)山下、掛端、金井-松浦、笹村
(北)中山、明石、鍵政-小原
▽本塁打 柴山、高石(札)
▽二塁打 高石2(札)山崎4(北)
▽Fブロック代表決定戦
恵庭南
000000000=0
01020120×=6
東海大四
(東海大四は4年ぶり27回目)
(恵)野坂-菊地
(東)佐々木-伏見
▽二塁打 上野(東)
◇エース好投で快勝
○…春季道大会を制した東海大四が、エース佐々木亮投手(3年)の好投で快勝。内角を突く直球がさえ、恵庭南打線を5安打に封じた佐々木投手は、「(地区大会は)調子が悪い中、かわす投球ができたが、これから調子を上げていきたい」と、同校としては4年ぶりとなる南北海道大会に意欲を示した。
▽Gブロック代表決定戦
大麻
133100000=8
000040302=9
とわの森
(とわの森は初)
(大)麻柄、蘆田-中山
(と)柴田-佐藤
▽本塁打 井上(大)
▽三塁打 中ノ目(と)
▽二塁打 柴田2、中ノ目、竹内(と)麻柄(大)
◇サヨナラで初切符
○…とわの森は同点とした後の九回1死一、三塁で、ここまで無安打の1番・木村龍太選手(3年)が「絶対に打つ」と2球目の直球を中前に運ぶ劇的なサヨナラ打。初の南北海道大会出場切符を手にした。一時は8点差をつけられながらの逆転勝ちに、三塁側応援席は歓喜に包まれ、選手からは「また、みんなと野球ができる」との声が上がった。
毎日新聞 2008年7月1日 地方版