1958年の第30回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)で優勝した熊本市の済々黌高で12日、優勝50周年記念碑の除幕式があり、関係者約100人が集まった。
野球部OBが中心になり、グラウンド横に設置した記念碑は高さ約1・5メートル。優勝メンバーや監督の故木村茂さんらの名前を記した石碑の上に、ボールを模した石が乗せられ「選抜大会優勝50周年記念」と刻まれている。過去に同校で甲子園に出場(春夏計9回)した選手らの名前を刻んだプレートも造られた。
大会で済々黌は、準々決勝で王貞治投手(ソフトバンク監督)を擁した早稲田実を降し、準決勝では熊本工との県勢対決を制した。決勝で中京商(現・中京大中京)を7-1で破り、九州勢として初優勝した。
式典には当時のメンバー11人が参加した。王投手から4安打を放った主将の末次義久さんは「50年という区切りはついたが、我々はまだまだ元気。厳しくやさしく、済々黌の野球を見つめていきたい」と話した。エースの城戸博さんは「棺おけに済々黌の土を入れたい」と笑顔でグラウンドに立ち、土を集めていた。
毎日新聞 2008年4月13日 地方版