明治神宮野球大会に出場している鵡川(北海道地区代表)は17日第2試合(11時開始)で国士舘(東京地区代表)と対戦する。4強進出に向け、投手としても最速142キロを誇る主砲・柳田恭平左翼手(2年)が登板を熱望した。
「初戦は打撃でアピールできたが、投手としてもアピールしたい」。マウンドに懸ける思いは本物だ。様似中時代は投手だったが、高校入学後の公式戦登板はわずか2試合。今大会初戦の日本文理(北信越地区代表)戦では左翼ソロを含む5打数3安打も、左翼から見るエース西藤昭太(2年)の姿がまぶしかった。
メンバー18人中、投手は5人で、全員が最速135キロ以上をマークする。初戦は西藤と石井克幸(2年)で継投したが、佐藤茂富監督(68)も認める層が厚い投手陣は、各自が登板機会をうかがっている。柳田も同じだ。この日は13日に東京入りしてから初めてブルペン入りし、変化球を交えた30球を投げ込んだ。
「いずれの投手も登板機会があるだろう」と佐藤監督。展開によっての“投手・柳田”起用も想定内だ。「投げられたら球速にはこだわりたい」と柳田。勝利はもちろん、自己最速マークも胸に秘め出番を待つ。
≪03年出場OB成田氏激励に≫練習場所の明大グラウンドに、前回(03年)の出場時に1年生ながら2試合とも先発した成田隼人さん(明大3年)が駆けつけた。右ひじを痛めて今秋リーグ戦は登板がなかっただけに「後輩の活躍を刺激にしたい」と話した。成田さん自身は神宮大会で細かな制球力の大切さを痛感し、翌年のセンバツに生かした。「全国のチームがどういう力を持っているか感じられればプラスになる」と後輩の成長を願った。