明治神宮野球大会第2日は16日、神宮球場で高校、大学の部の準々決勝3試合を行い、大学の部は東洋大(東都)と早大(東京六大学)、高校の部は慶応(関東)が準決勝に進んだ。前回覇者の東洋大は近大工学部(四国・中国)に6―0で快勝。早大は斎藤佑が先発し、3―2で福岡大(九州)に競り勝った。初出場の慶応は1年生右腕の明が光星学院(東北)を3安打に抑え、4―2で勝った。高校の部の天理(近畿)―中京大中京(東海)は雨のため17日に順延された。

 慶応は2回に荒川の適時内野安打とスクイズで2点を先制。1点差とされた3回には渡辺の適時二塁打と白村の犠飛で2点を加え突き放した。先発した1年生右腕の明は3安打に抑え1失点完投。光星学院は力投したエース下沖を援護できなかった。

 また、第1試合で行われる予定だった高校の部、天理(近畿)―中京大中京(東海)は雨のため中止となり、17日の第1試合(午前8時30分)に順延された。17日の第1試合に予定されていた清峰(九州)―西条(四国)は同日の午前9時から神宮第二球場で行われる。

 1年生右腕の好投で慶応が4強に一番乗り。腰痛で不安を抱えるエース白村に代わって先発した明が、散発3安打に抑えて最後まで流れを渡さなかった。

 140キロ超の直球に加え、2日前に覚えたというスプリットを駆使してバットの芯を微妙に外した。初完投の背番号11は「みんなの支えで勝てた」と控えめに喜んだ。

 上田監督は「兄貴分の慶大もやってるし、神宮では負けられない」と大会初勝利に気をよくしていた。