◆高校野球秋季東北大会第2日 ▽2回戦 花巻東5―1能代(11日・石巻市民球場) 花巻東のプロ注目エース左腕・菊池雄星(2年)が“ニュースタイル”で初戦白星を飾った。1点リードの6回からリリーフし、4回を被安打3の4奪三振で無失点。「ヒットを打たれてランナーを出したけど、ゼロに抑えられたのは良かった」と汗をぬぐった。

 最速149キロを誇る本格派だが、この日は「コントロールを重視して5割の力で投げました。力だけで抑えにいったら、打たれる」と菊池。カーブ、スライダーなど4種類の変化球も織り交ぜ「いろいろ試しました」と最高の滑り出しを見せた。

 「5割」と言うが、直球最速は143キロをマーク。ネット裏で見守った広島の近藤芳久スカウトは「腕が振れている。やっぱり、いい球を放りますね」と目を見張った。菊池は「150キロを出しても負けたら意味ない。勝つために投げます」と言い切った。