仙台育英(宮城)と聖光学院(福島)がいきなり激突―。来春のセンバツをかけた秋季高校野球東北大会が10日開幕する。育英はリリーフエースの1年生左腕・木村謙吾がベンチを外れることとなり、エース右腕の穂積優輝(2年)は全試合完投の“フル登板”を誓った。5季連続の甲子園出場を狙う聖光学院は9日、育英のエース・穂積を想定した最終調整を行った。
打倒・育英を果たす時が来た。06年秋の決勝では、9回2死からまさかの逆転負け。斎藤智也監督(45)は「今までやられてきた相手にリベンジ」と闘志を燃やす。対戦が決まってから育英のエース・穂積を徹底分析。マシンを140キロ前後に設定し、最終調整も対策に余念がなかった。4番・四家祐雅(しけ・ゆうが、2年)は「ボール球に手を出すと相手を助けてしまうので、しっかり見極めて打ちたい」
強力な援軍も後押しする。3年生の仲田浩人、佐藤竜哉らが連日のように打撃投手で登板。今夏の甲子園、先週の国体に出場した先輩を育英投手陣に見立て、快音を響かせた。指揮官は「心強い限り」と感謝した。
2年連続センバツ出場も、東北大会はいずれも準V。今回は5季連続の甲子園だけでなく、悲願の初Vで明治神宮大会出場も狙う。エース・横山貴明(2年)は「甲子園も国体も出たが、神宮は行ってない唯一の大会。狙える位置にいるので、目指したい」と宣言した。