新大分球場で30日に予定されていた国体高校野球硬式が台風接近に伴い2日連続で雨天中止。大会は1日で打ち切りとなるため、表彰の対象となる4強が決まらず、63回の国体高校野球硬式史上初めて「優勝校なし」の珍事となった。

 ここまで8校が残っていたが、1回戦を勝ち抜いた智弁和歌山、倉敷商、浦添商、報徳学園は1日も雨天が濃厚なことからこの日、大分を離れた。1日はここまで1試合も戦っていない4校により、横浜―大阪桐蔭戦、金沢―鹿児島実戦の2回戦2試合が予定されている。

 「この4校だけは試合をさせてあげたいが、雨には勝てない」と大会関係者は困り顔。報徳学園のドラフト候補左腕・近田怜王投手(3年)も「浦添商とやりたかった。伊波(翔悟)君がどんな球を投げるのか打席から見たかった」と言い、宿舎を後にした。