◆秋季高校野球宮城県大会 ▽準々決勝 仙台三6―1松山(21日、愛島球場) 仙台三が『男の意地』で、17年ぶりの4強入りを果たした。エース右腕・菅野謙次(2年)が8安打を許しながらも1失点に抑え、終盤8回に大量4点を奪い、勝負を決めた。今の2年生が生まれた1991年以来の快挙。大内裕太主将(2年)は「最後まで我慢したことが、8回の攻撃につながった」と胸を張った。
毎回のように走者を出しながら、菅野と松山の先発・山本雄大(2年)が踏ん張り、2―1のまま試合は進んだ。菅野は6回、3つの四死球を出したが、2死満塁の危機をしのいだ。この力投に打線も応え、8回2死満塁から2連続押し出しを選び、振り切った。菅野は「気持ちで真っすぐを投げた。しっかり投げ切れた」と胸を張った。
63年創立の県立男子校だが、来年度から男女共学となる。大内主将も「男子校としては最後の大会。男の意地を見せたい」と闘志を燃やす。
共学化に伴う校舎建て替え工事で、グラウンドが半分しか使えず、打撃練習も満足にできない状態。そんなハンデにも負けず、「男」仙台三が東北大会切符をつかみとる。