◆秋季高校野球宮城県大会 ▽大崎中央2―11東陵=7回コールド=(21日、仙台市民) 10年ぶりの東北大会進出を狙う古豪・東陵と、昨年準Vの大崎中央。王者・仙台育英への挑戦権をかけた私学同士の対決は、東陵が14安打11点の猛攻と、先発・伊藤千寿(1年)の好投で7回コールド勝ちだ。

 「今回は胸を借りるつもり。少しでもあわてさせることができればいい」試合後、控えめに育英戦への抱負を語った高橋洋一監督(37)とは対照的に、ナインは夏(4回戦)にコールド負けした育英へのリベンジに闘志満々だ。「もうウチとはやりたくないと思わせたい」と吉野貴義主将(2年)。7回2死までマウンドを守った伊藤は、同じ1年生左腕の育英・木村謙吾にライバル心を燃やす。「同じ年で同じ左。負けたくないです」。

 寮では高橋監督から木村のビデオを見せられ、「お前もこれくらいふてぶてしく投げてみろ」とハッパをかけられている。「マウンドで顔に余裕がありますよね。自分にはないものを持ってます」甲子園を沸かせた同級生との投げ合いで「自分の力を試したい」と声を弾ませていた。