◆秋季高校野球岩手県大会 ▽準決勝 専大北上4―5一関学院(20日、岩手県営野球場) 一関学院の飯田が大車輪の活躍だ。同点の3回からマウンドに登ると、4回に2点を献上したが、その後は無失点。打っても1点を追う8回1死一、三塁で同点のスクイズを決めた。「たとえ負けていても自分の力で味方に上を向かせたかった。うれしいです」と飯田は声を弾ませた。
満身創痍(そうい)だった。今月下旬、打撃練習中に左足の親指に自打球を当て、重度の打撲と診断された。電気治療などを続け、18日までは千葉の病院に3泊4日の入院。投球練習どころではなかった。それでも19日には「久しぶりでした」と投球練習を再開。「チームに恩返しをしたかった」と登板に備えた。
痛み止めを飲んで戦ったこの試合。夏に続いて背番号1の飯田は「エースとして、気持ちで負けられなかった」と気合で東北大会切符をもぎ取った。