龍谷大平安(京都)の野球部の2年生部員6人が1年生部員を殴ってけがをさせたとして、京都府警少年課と七条署は19日、傷害と暴行容疑などで2年生部員6人を、暴行教唆容疑で3年生部員1人を書類送検した。

 調べでは3年生部員は5月上旬、寮で正座をさせられていた1年生部員の態度が悪いとして、さらに指導するよう2年生部員に命じ、暴行をそそのかした疑い。3年生は「(指示すれば)暴行することは分かっていた」と話しているという。

 3年生部員も送検されたことを受け、日本高野連はこの日、京都府高野連を通じて同校に再度調査をして報告書を提出するよう指示。小森年展事務局長(52)は「報告書をもとに審議委員会で審議することになると思う」と話した。

 事件が発覚した6月の報告では、学校側はこの3年生部員が直接暴力行為をはたらいていないこともあり、加害者と認定していなかった。そのため、日本高野連は今夏の全国高校野球選手権京都大会に3年生だけで出場を認めた。この件で3日の日本学生野球協会審査室で警告処分を受けている同校は今秋の府大会出場を辞退しており、来春のセンバツ出場は絶望となっている。