龍谷大付属平安高校(京都市下京区)の野球部員の2年生6人が1年生(15)を殴ってけがをさせたとして、京都府警少年課と七条署は19日、傷害と暴行容疑などで16歳と17歳の部員6人を、暴行教唆容疑で3年生(17)を書類送検した。
日本高校野球連盟は6月に同校から暴行の事実の報告を受けたが、3年生の関与はなかったとして、3年生のみでの全国高校野球選手権京都大会出場を認めた。高野連は同日、再調査して報告書を提出するよう指示した。
調べでは、2年生の部員(16)は6月上旬、練習態度が悪いと1年生の腕や腹を手で殴って打撲などのけがをさせ、残りの5人もそれぞれ5月上旬から6月上旬にかけ、「練習中の声が小さい」「遅刻した」などと理由を付けて、この1年生を殴るなどした疑い。
また3年生は5月上旬、寮で正座をさせられ、先輩から説教を受けていた1年生の態度が悪いとして、さらに指導を加えるよう2年生(17)に命じた疑い。直接暴行の指示はないが、府警は先輩の発言で2年生が暴行に至ったと判断した。
3年生は「(指示すれば)暴行することは分かっていた」と話しているという。
同校は甲子園大会に春夏通算で65回の出場を誇る強豪校。今年4月、平安高校から校名を変更した。