野球部員が傷害容疑などで書類送検されたことを受け、龍谷大平安高校(京都市下京区)の安井大悟校長は19日夜、緊急に記者会見。「非常に残念。上級生が下級生に日常的に暴力を振るっていたのは恥ずかしく、被害者に申し訳ない」と陳謝した。

 ただ、3年生(17)の暴行教唆容疑については「教育的観点からは教唆に当たるとの認識はない。法律の世界との判断の違いだ」と強調した。

 校長によると、この3年生は、寮で正座をして2年生の話を聞く1年生を見た際、1人が携帯電話を触るのを目撃。2年生に「指導しとけよ」と指示した。暴力での制裁を命じた認識はないとしている。

 同校長は3年生を「試合に出ている生徒」とだけ明かし、レギュラーか否かは明言を避けた。

 寮は同校関係者が個人所有するマンションで、部員31人が生活。「密室で暴力が起きた事実を重視し、来月にも学校職員が管理する寮に移る」とコメントした。