◆秋季東北地区高校野球・福島大会第2日 ▽1回戦 福島東4―0郡山北工(14日・開成山) 福島では1回戦8試合が行われ、福島東のエース・遠藤俊平(2年)が郡山北工を5安打完封、自ら決勝2点三塁打も放つ大活躍で初戦を突破した。
相手を3人で片付けたのは2イニングだけ。6回以降は毎回、得点圏に走者を背負うピンチの連続だった。それでも決定打だけは許さない。5安打、133球の完封劇に、福島東の遠藤は「みんながよく守ってくれました。いいゲームでした」と白い歯をのぞかせた。
互いに1点が奪えない我慢比べの展開。だが、夏までは外野手兼任で、この秋からエースナンバーを背負う遠藤は「自分が投げなきゃ、試合は始まらない。ピッチャーは面白い」と、重圧とは無縁のマウンドさばきを披露した。序盤こそ荒れ気味だったが、「7回あたりからスライダーが切れてきた」と、後半のピンチも要所を締めて乗り切った。
◆遠藤 俊平(えんどう・しゅんぺい)1991年8月29日生まれ。17歳。福島・信夫中から福島東に入学。1年秋から外野手兼投手としてベンチ入り。今夏は左翼手として出場、4回戦で学法石川に敗れた。持ち球は直球、スライダー、カーブ、シュート。最高球速は「学校にスピードガンがないので分かりません」。目標の投手は楽天・田中将大。180センチ、70キロ。右投右打。