高校通算41本塁打を誇る、東北屈指のスラッガー・専大北上(岩手)の中井隆盛(3年)が10日、岩手県高野連にプロ野球志望届を提出した。当初は進学予定だったが、小さなころからの夢でもあるプロの世界に飛び込む決意を固めた。

 専大北上は今夏の県大会準々決勝で、優勝した盛岡大付に2―5で敗れた。試合後、大粒の涙を流した中井。その数日後、悔しさを振り払って堀田一彦監督(52)に「監督の目から見て自分は(プロで)どうでしょうか?」と相談したという。

 堀田監督は「自分が見ても大丈夫じゃないか、という思いはあります。努力をすれば2、3年後には(1軍で活躍する)可能性がある。チャンスがあるなら、頑張ってほしい」と決断を尊重した。プロ入りが実現しなければ、進学する方針の中井。今は、大願成就へ吉報を待つ。

 ◆中井 隆盛(なかい・りゅうせい)1990年12月20日、岩手県盛岡市生まれ。17歳。中野小2年時に大慈寺スポーツ少年団で野球を始める。6年から城南アトムズへ。河南中時代は盛岡東シニアに所属。専大北上高では1年春からベンチ入りし、春の東北大会から一塁手のレギュラー。左投左打。高校通算41本塁打。184センチ、85キロ。血液型B。家族は両親と姉2人。