秋季高校野球岩手県大会の組み合わせ抽選会が10日、盛岡市内で行われた。今春のセンバツ大会に守備力を評価する希望枠で出場した一関学院は、13日の1回戦で福岡・浄法寺と対戦。同枠が廃止となる来年のセンバツに、初の一般枠での出場を狙う。上位3校が東北大会(10月10日から、宮城)に出場する。

 地区大会を勝ち抜いた精鋭28校の中でも、一関学院・吉家勇希主将の自信は群を抜いていた。「去年は一度も優勝がなかったけど今年は違う。どのチームが相手でも優勝を狙うだけです」

 前年秋は敗者復活戦から地区大会を勝ち上がり県大会は準優勝。東北大会でも準決勝で聖光学院(福島)に0―1で惜敗した。結果的に甲子園には出場したがタイトルとは無縁。その悔しさをぶつける準備はできている。

 今夏の県大会は3回戦で優勝した盛岡大付に1―2で敗れ、春夏連続出場を逃した。「夏に負けた理由は分かっている。打つだけではダメ。細かいところまで練習してきた」(吉家主将)7月15日の敗退翌日から新チームは始動。前チームから野手のレギュラー7人が入れ替わった。毎日2時間近く、走者をつけて実戦感覚で守るケースノックを行った。守備力が評価されて選出される希望枠で06年、今年と2度センバツに出たお家芸に磨きをかけてきた。

 その希望枠は次回センバツから撤廃。「守備以外でも何か結果を残したい」と意気込む吉家主将。3度目の甲子園は勝ち抜いてつかみとる。